アメリカに行ってきた。
娘を学校の寮に入れて、昨日一人で日本に戻ってきた。
ニューヨーク州の、マンハッタンからちょっと北の方に行ったところにある学校に入学することが決まったのが3月末。
それから先月まで、学生ビザを取得したり、行く準備をしたり…
娘の学生ビザ
在ジャカルタ米大使館で取得。
日本に戻って取得しなきゃ
いけないのかと思っていたら
ジャカルタでOKだった
学生ビザを取得するためには、まず、学校からI-20フォームの書類を出してもらう必要がある。
それが送られてきたら、そこに記載されているSEVISナンバーにて、SEVIS Feeをオンラインで支払う(カード利用可、200USD)。
https://www.fmjfee.com/i901fee/
その後、オンラインで電子申請を行う(http://jakarta.usembassy.gov/visas.html)のだけれど、これがくせ者で、途中途中でデータセーブを行わないと、すぐにTimeOutになってしまう。
質問事項も多く、最後には犯罪歴がないか、テロに関与していないか、などの質問が目白押し。
いい加減、もういいでしょ、ってくらい項目がある。
おまけに、最後のページにバーコードが表示され、そこできちんとプリントアウトをしておかないと、あとでセーブしたデータを利用して再表示させても、バーコードが変わってしまうので要注意。
ジャカルタではネットが遅いので、本当にイライラし通しだった。
申請に利用する写真は、自宅で撮ったもので構わないが、背景が白であること、影があまり写り込んでいないこと、などに注意する。
それを、指定サイズ以下にして保存し、申請時にリンク指定してロードする。
その電子申請が終わったら、在ジャカルタ米大使館への手数料(現在は140USD)を指定銀行(二つあるのでそのどちらかの本店or支店)に払い込みに行く。
必要書類
・パスポート
・オンライン申請印刷フォーム
・SEVIS領収書
・I-20
・手数料払い込み済み領収書
・学校の入学許可書
・学費支払い済み証明(学校が発行)もしくは学費支払い能力があることを証明できる書類
(これは、アメリカで働くことが厳しく制限されているため必要となる)
・2インチ×2インチの写真1枚
が揃ったら、いよいよ大使館に行き、手続きを行う。
移民ビザなどは、アポイントメント(予約を取るのは非常に困難そう。2か月以上待ちが当たり前らしい)が必要だけれども、学生ビザは、毎週月曜日、午前7時~10時の間にノーアポで申請を受け付けている。
15歳以上は親の付き添いが不可なので、大使館には一人で入らせた。
書類の中に、日本語で印刷してしまったフォームがあり、最初それで「ダメ」と言われたらしいが、バーコードを読み込んでもらって、きちんとオンライン申請できていることを確認してもらったので、何とか受け取ってもらった。
携帯電話などは持ち込み不可とネット上に載っているが、娘は携帯から電話をかけてきたので、持って入るのはチェックを受ければOKらしい。
申請手続きの最後に面接官による面接があるので、本人は英語で受け答えを行う必要がある。
聞かれた内容は
・インドネシアに来たのはなぜか
・どのくらいインドネシアで暮らしているのか
・今、どこの学校に通っているのか
・高校を卒業したあとはどうするつもりか
(ここで、アメリカで働くつもり、とかいう答えは絶対にNG)
など(らしい)。
申請が無事終わると、カードを渡される。
中二日でできるらしい。
それには、
こんなことが書いてある。
え、受け取りは45分間だけ?この渋滞がひどいジャカルタで、それはツライよね~
娘の学校の都合で、7月2日(金)に受け取りに行くことを決めて、インターネットの在ジャカルタ米大使館の休館日を調べ、「よし、OK」と意気込んで行ったのだけれど、なんと、お休み!
「独立記念日だから」
って言われたけど、それは確認済みだよ。
7月4日(日・独立記念日で祝日)と5日(月・振り替え休日)が休みになってるだけで、2日は何も書いてなかったよ~!
…もしかしたら、だけど、7月1日あたりにテロがあるという情報があったらしいので、それで急遽お休みにしたのかも。
仕方がないので、次の週に再度受け取りに。
ひどい渋滞にはまって、大使館に到着したのが、閉まる5分前。
何とか受け取り完了。
無事にアメリカに旅立つ準備のうちの一つが済んだ…ふぅ
準備で大変だったのは、予防接種。
義務化されている予防接種が、日本で受けてきた予防接種だけでは足りないので、ジャカルタの診療所に行って相談して、なんとか出発までに全部間に合うように、スケジュールを組んでもらった。
最後の接種が終わったのが、日本に戻る2日前。
全部自費だったので、意外と大きな出費となったのでありました。
またまた大変だったのが、航空券の予約。
留学生用の航空券なんていうのがあるって知ったのは、ビザを受け取ってから。
え~、全然空きないし。
JALなんて高くて取れないし。格安はすでにキャンセル待ちも受け付けてない状況だし。
う~む。
そしたら、なんと、以前貯めてそのままになっていたデルタ航空(旧ノースウェスト航空)のマイルが結構たくさんあり、それで娘の航空券予約ができた。
助かった~
付き添っていく私の航空券は、夏休み期間中ということもあり、燃油サーチャージなど合わせて、
178,000円もしたよ…
一人で行ける?行けない・・・よね・・・。
学校からの課題も出て、あくせくアメリカ出発当日までかかって仕上げて、
荷物も大きいスーツケース二つにがっつり入れて(布団さえ、圧縮袋で圧縮して、スーツケースに入れた)、やっと出発と相成ったのでありました。