上野動物園のリンリン(パンダ)が死んじゃいましたなあ。
カンカン・ランランが日本に来たとき、上野動物園に親に連れていってもらい、流れ作業のように白黒のかたまりを見たのを覚えている。
死ぬ前日のランランがフンしているところを見たのを覚えている(「昨日、フンしてたランランが死んじゃったよ~」と言ったのを記憶している)。
リンリンが死んだときに、ちょうど手にしていた小説が、「このミステリーがすごい大賞」の
『禁断のパンダ』
パンダは草食になる前は肉食だったのさ、ところが神の怒りに触れて笹を喰う草食にさせられちゃったのさ、でも、肉食だった頃の獰猛な部分がその愛らしい顔に隠されているのさ~
・・・ってな感じ?
小説としての完成度がどうか、というより、食事シーンの描写が良かった、っつー作品。
最後の方は、ちと・・・ううむ・・・お食事中の方、ごめんなさい、っつー感じなのだが。
(興味のある方は、ご一読を)
パンダのいない上野動物園、って、ダシの入ってない味噌汁みたいなもん??